AIやIoT、CPSなど、様々な言葉が生々流転を繰り返しています。そして、それが単なるITの範疇に留まらず、社会や政治、あるいは日常生活や文化にも大きな変化をもたらすほど、大きな影響力を持ち始めています。
ITはもはや単なる手段としての存在から、社会基盤や思想にも影響を与えるほどに大きな存在となりました。しかし、その影響は広範であり、また複雑に絡み合っていることから、全体像を把握することは容易なことではありません。
ITのトレンドは加速度を増しながら進化しています。半年前のことが既に通用しないこともしばしばです。そんなわけで、本ブログでも折に触れて整理し直していますが、ここに最新の整理を試みたいと思います。
ビジネスを戦略を考える時、お客様の提案のネタとして、新入社員研修の教材として、ご活用下さい。
トレンドを知るとはどういうことか?
「トレンド(Trend)」という言葉を辞書で調べると「流行」、「傾向」、「動向」と説明されています。古典英語では、「回転する」、あるいは「向く」といった説明もありました。こんな説明を頼りに考えてみると、「過去から現在を通り越して未来に向かう流れ」すなわち「時流」という解釈もできそうです。
そう考えれば、「トレンドを知る」とは、ネットや雑誌、書籍に散在する最新のキーワードを脳みそにコピペして並べることでもなければ、その説明を辞書のように暗記することでもなさそうです。つぎのように整理してみてはどうでしょう。
- 過去を知る:歴史的背景や当時のニーズを知ること
- 現在を知る:お互いの役割や関係、構造を知ること
- 未来を知る:これから起こる変化や影響を知ること
特に「ニーズ」を知ることは、とても大切なことです。例えば「クラウド」は、始めに「クラウド」というテクノロジーがあったから世の中が注目したのではありません。まずはクラウドを求める理由が世の中にあったのです。そして、「クラウド」は世の中に受け入れられ生き残ってきました。そして世の中のニーズにさらに応えようとして、その完成度を高め、ますます注目を集めるようになったのです。やがては新しいテクノロジーと融合することや置き換えられることで、その役目を終えてゆくでしょう。
ニーズを知れば、その価値が分かります。ニーズの変化を知れば、やがてどのようになってゆくかを、予測をすることができます。そんな時間の流れを知ることが「トレンドを知る」ということなのです。
ITは、いまどこに向かっているのでしょうか?
いま私たちはこれまでにないパラダイムの転換に直面しています。クラウド、人工知能、IoT(モノのインターネット)など、これまでの常識を上書きするようなテクノロジーの登場が折り重なり、お互いに影響を及ぼし合っています。かつて、大型コンピューターであるメインフレームが、小型のオフコンやミニコン、PCに置き換わったような、あるいは集中処理から分散処理やクライアントサーバーに移行してきたような、「機能や役割はそのままに、その構成や要素が変わった」といった分かりやすいものではありません。そのことがITトレンドの理解を難しくしているのです。ただ、それは無秩序なものではありません。キーとなるテクノロジーは、お互いに役割を分かちながら大きな仕組みとして機能しています。
そんな「ITトレンド」を1枚のチャートにまとめてみました。解説と共にご覧頂ければ、ITトレンドの全体像を大きく見渡していだくことができるはずです。
感覚器としてのIoTとソーシャル・メディア
私たちの日常は、様々なモノに囲まれ、それらモノとの係わりを通して、生活し活動しています。そんなモノにセンサーと通信機能を組み込み、データとして捉えてネットに送り出す仕組みがIoT(Internet of Things:モノのインターネット)です。
スマートフォンには、位置情報を取得するGPSや身体の動きや動作を取得する様々なセンサーが組み込まれています。私たちが、それを持ち歩き、使用することで、日常の生活や活動がデータ化されます。ウェアラブルは身体に密着し、脈拍や発汗、体温などの身体状態がデータ化されます。
自動車には既に100ほどのセンサーが組み込まれています。住宅や家電製品、空調設備や照明器具などの「モノ」にもセンサーが組み込まれ、様々な行動がデータ化される時代を迎えています。
それらがインターネットにつながり、取得したデータを送り出す仕組みが作られつつあります。
またスマートフォンやタブレットで、私たちはFacebookやLINEなどのソーシャル・メディアを使い、写真や動画、自分の居場所の情報と共に、流行や話題、製品やサービスの評判について会話を交わしています。また「友達になる」や「フォローする」ことで、人と人とのつながり(ソーシャル・グラフ)についての情報を生みだし、インターネットに送り出しています。
これらソーシャル・メディアは、スマートフォンやタブレットだけではなく、自動車や住宅、家電製品とも繋がり、持ち主に必要な情報を送り出し、また、それらを遠隔から操作できるようにもなりました。また、自動車会社や様々なサービス提供会社とも繋がり、自動車の点検や整備に関するお知らせを受け取ったり、お勧めのレストランに案内したりするなどの便宜をもたらしてくれます。
また、自動車や家電製品、工場の設備などの動作や使用状況は、IoT機能によってデータとしてメーカーに送られると、それらを分析して、保守点検のタイミングを知らせ、製品開発にも活かされます。また家庭の電球に組み込まれたセンサーがインターネットにつながれば、そろそろ電球が切れることをスマートフォンに知らせ代替製品の注文までしてくれるかもしれません。様々なモノにこのような仕組みが埋め込まれてゆくでしょう。
モノは、そこに組み込まれたソフトウエアによって制御されています。そのソフトウエアを遠隔から入れ替えることで、性能を向上させたり、機能を追加したりすることができるようになります。その一方で、そこでやり取りされるデータは、マーケティングのためにも利用されることになります。
インターネットにつながっているデバイスは、2009年に25億個だったものが2020年には300〜500億個へと急増するとされています。このように見てゆくとIoTとスマート・メディアは、「現実世界をデータ化」する巨大な仕組みになろうとしているのです。
神経としての「インターネット」
モノに組み込まれたセンサーは、位置や方角、気圧の変化や活動量などの物理的なデータを計測します。また、ソーシャル・メディアでのやり取りや何処へ行ったかなどの社会的行動もデータとして取得されます。これらデータは、インターネットを介して、クラウドに送られます。クラウドには、送られてきたデータを蓄積・分析・活用するためのサービスが備わっています。そのサービスで処理された結果は、インターネットを介して、再び現実世界にフィードバックされます。
インターネットは、身近なモノ同士やモノとスマートフォンをつなぐBluetoothやNFC(Near Field Communication)などの近接通信技術、携帯電話に使われるLTE(Long Term Evolution)などのモバイル通信技術に支えられ、常時どこからでも通信できる環境が整いつつあります。もはやインターネットにつながることは当たり前となり、なくてはならない存在だけれども意識されることのない空気のような存在として日常の中に定着してゆきます。
2020年頃には、5G(第5世代)モバイル通信が使われはじめます。その通信速度は10GBですから、現行LTEの最高速度15oMBの約70倍、接続に要する時間も大幅に短くなります。そうなればIoT機能によって通信できる様々なモノが、お互いに大量にデータをやり取りできるコネクテッド(つながっている)社会が実現することになるでしょう。
大脳としての「クラウド」
IoTから生みだされるデータは、インターネットを介して、クラウドに送られます。インターネットにつながるデバイスの数が劇的な拡大を続ける中、そのデータ量は、急速な勢いで増え続けています。このようなデータを「ビック・データ」と呼びます。
ビッグ・データは、日常のオフィス業務で使う表形式で整理できるようなデータは少なく、その大半はセンサー、会話の音声、文書、画像や動画などです。前者は、データをある約束事に従って整理できるデータという意味で「構造化データ」と呼ばれています。後者は、そういう整理が難しい様々な形式を持つデータで、「非構造化データ」と呼ばれています。
ビッグ・データとして集まった現実世界のデータは、分析(アナリティクス)されなければ、活かされることはありません。しかし、そのデータの内容や形式は多種多様であり、しかも膨大です。そのため、単純な統計解析だけでは、そこにどのような意味や規則性があるのか分かりません。つまり価値を引き出せないと言うことです。この課題を解決する手段として、「人工知能(AI : Artificial Intelligence)」に注目が集まっています。
例えば、日本語の文書や音声でのやり取りなら、言葉の意味や文脈を理解しなければなりません。また、写真や動画であれば、そこにどのような情景が写っているか、誰が写っているかを解釈できなければ役に立ちません。さらには、誰と誰がどの程度親しいのか、商品やサービスについて、どのような話題が交わされ、それは何らかの対処が必要なのかというような意味を読み取らなければなりません。このようなことに「人工知能」が活躍するのです。
「人工知能」は、かつて人間が登録したルールや判断基準に基づいて知的(と見える)作業をこなすのが主流でした。しかし、昨今は、コンピューター自身がビッグ・データを解析し、知的作業をおこなうためのルールや判断基準を作り出す「機械学習」というやり方が主流になりつつあります。その背景には、コンピューターやストレージなどのハードウェアの劇的なコスト低下と高性能化、大規模なデータから効率よく規則性や特徴を見つけ出す「人間の脳の活動を参考にした」計算方式(アルゴリズム)が開発されたことがあります。そして、画像認識や音声認識、翻訳などの作業に使えるレベルにまで、その実用性を高めているのです。囲碁の世界チャンピオンに5番勝負を挑み打ち負かしたのも、そんな人工知能の成果のひとつであり、特定の知的作業領域では人間の能力を超えるまでになっています。
人工知能で処理された結果は、機器の制御や運転、交通管制やエネルギー需給の調整などの産業活動の制御や、ユーザーへの健康アドバイス、商品やサービスの推奨として、スマートフォンやウェアラブルを使用する一般利用者にもフィードバックされつつあり、個々人の趣味嗜好に合わせた最適な広告・宣伝にも使われるでしょう。また、
「病院へ行きたいのでタクシーを呼んで」
「エアコンの温度を1度下げてください」
「この前のアカデミー賞でオスカーを獲った映画を見たい」
などと自然な言葉で語りかけると、必要な操作や処理をしてくれる機能も登場しています。
ビッグ・データや人工知能、その他の様々なサービスはクラウド上で動かされ、お互いに連携し、多様な組合せを生みだします。そこに新たな価値やサービスが生みだされてゆきます。
手足としての「ロボット」
自動走行車、産業用ロボット、建設ロボット、介護ロボット、生活支援ロボット、輸送ロボットなど、様々なロボットが私たちの日常で使われるようになるでしょう。
ロボットは、周囲の人の動きや周辺環境を把握し、自身に組み込まれた人工知能によって、人間の操作を直接受けることなく自らが学習、判断し自律的に行動する仕組みも備えています。
これまでのITは、人間が効率よく確実に成果をあげることを目的に使われてきました。それは、人間に知的な作業や判断を委ねてきたからです。しかし、ロボットは自らが情報収集、学習、判断して行動します。さらに、インターネットを介してクラウドとつながり、一体となって強力な情報処理あるいは知的能力を持つことになります。その結果、知的な作業や判断を人間に頼らずにできるようになります。
人工知能は人間の知的活動を補い、その知的能力を拡張してくれます。そしてロボットが、人間の身体能力を補い、拡張してくれるでしょう。一方で、これまで人間にしかできなかった仕事を人工知能やロボットが奪うのではないかと懸念する声も出始めています。
現実世界とサイバー世界が緊密に結合された「Cyber Physical System」
IoTやソーシャル・メディアによって「デジタル・データ化された現実世界(physical world)」は、インターネットを介して、時々刻々の変化をクラウドに送り出しています。このデジタル・データを受け取り処理するクラウドやそこにつながる一連の仕組みは「サイバー(電脳)世界(cyber world)」と呼ばれています。このサイバー世界と現実世界がデータをやり取りし、ビジネスの効率や質を高め、人々の生活を豊かにしようという仕組みが出来上がりつつあります。これを「サイバー・フイジカル・システム(Cyber-Physical System)」と呼んでいます。
サイバー世界には現実世界の出来事や状態が膨大なデータとして送り込まれます。このデータを使って「現実世界のデジタル・コピー」が作られます。「アナログな現実世界をデジタル・データとして写し撮った双子(ツイン)のような存在」という意味から「デジタル・ツイン」と呼ばれることもあります。
このデータを人工知能で分析すれば、個人の趣味嗜好、行動特性を理解することができます。さらに、膨大な人数の人間行動や社会での出来事を分析し、規則性を見つけ出し未来を予測することもできるようになるでしょう。
例えば、運送業務であれば道路状況やトラックの運行データを分析し、無駄のない最適な輸送経路や配車計画を作ります。また、工場であれば個別仕様の注文を最も短納期・低コストで作る手順や設備の最適な組合せを提案することができるようになります。さらに、大災害が起きたことを想定し、デジタル・コピーの中で道路を寸断し火災を起こすことができます。そのときどのように避難すればより多くの人命を救えるのか、少しでも被害を少なくするためにはどのような対策が有効かを試行錯誤で試してみることができます。
つまり、現実世界では決してできない様々な実験を、「現実世界のデジタル・コピー」を使って何度も繰り返し模倣実験(シミュレーション)し、現実世界を動かすための最適な答えを見つけることができるようになるのです。
インターネットにつながるモノの数は増加し、ソーシャル・メディアでのやり取りもますます盛んになってゆくでしょう。そうなれば、データはさらに増え、デジタル・コピーは、さらにきめ細かくなってゆきます。これによって、より精度の高い現実世界のデジタル・コピーがサイバー世界に築かれてゆきます。それを使ってさらに正確な予測や最適な計画、アドバイスができるようになるでしょう。その情報を利用して現実世界が動けば、その変化は再びIoTやソーシャル・メディアによって取得されサイバー世界に送られます。いま、そんな仕組みが作られようとしているのです。
ITトレンドとビジネス
様々なテクノロジーは、それ自身が独立して存在しているわけではありません。それぞれに連携しながら、それぞれの役割を果たしています。私たちは、この一連のつながりを理解して、始めてテクノロジーがもたらす価値を理解することができるのです。
本書で紹介していることは、必ずしも全てが現時点で実現しているわけではありません。しかし、「トレンド=過去から現在を通り越して未来に向かう流れ」からみれば、近い将来必ず実現するものです。
ビジネスはこのようなITトレンドと切り離して考えることはできません。冒頭でも説明したように、これまでの常識を大きく塗り替えるテクノロジーが重なり合い、影響を及ぼしあっています。この様相は、かつてとは明らかに異質な状況です。また、ITとビジネスが、これまでに無く深く結びついていることもかつてとは大きく異なることです。
例えば、これまでITは業務の生産性や効率を高める手段として主に使われてきましたが、いまはそれだけではなく「ITを活かして新たなビジネスを創る」ことへと役割を拡げつつあるのです。そしてこれまでにないビジネスや生活のあり方が、生みだされつつあるのです。
【募集中】ITソリューション塾・第23期
10月5日(水)より、次期「ITソリューション塾・第23期」が開講します。
「知ってるつもりの知識から実戦で使える知識へ」
をモットーに、テクノロジーやビジネスのトレンド、さらにはこれからのビジネス戦略に踏み込んで考えてゆこうと思います。
基本の講義以外にも特別な講義を用意しています。
【特別講師】
情報セキュリティとDevOpsについては、その分野の実践者を講師に迎え「実践ノウハウ」を伺います。
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参加された皆様のご要望にお応えするかたちで行う特別補講では、特にホットなテーマに関わる当事者をお招きし貴重なお話を伺います。これまでは、「クラウド4社・エバンジェリストによる各社の戦略紹介」、「IoT時代のセキュリティ対策」、「最新・SAPまるわかり」などをテーマに取り上げ、オープンな講演では先ず訊くことのできない生々しいお話を聞く機会を設けるなど、「実践」につながる講義を行いました。
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直近の参加実績は、以下の通りです。
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【事前連絡のお願い】
募集開始後、比較的早い段階で定員に達することが予想されます。まだ正式に決定できない場合は、まずはメールで構いませんの参加のご意向をお知らせください。参加枠を確保させて頂きます。
詳しくはこちらをご覧下さい。
ITソリューション塾・福岡を開催します
既に東京・大阪で多くの皆さんにご参加頂いております「ITソリューション塾」をいよいよ福岡で開催させて頂くこととなりました。
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最新版【2016年8月】をリリースいたしました。
【インフラ&プラットフォーム編】(295ページ)
フラッシュストレージの記述を新たに追加いたしました。
【新規】ストレージアレイの違い p.275
【新規】フラッシュストレージが注目される理由 p.277
【アプリケーション&サービス編】(250ページ)
解説(文章)付きスライドを増やしています。また、全体のストーリーを一部見直し、内容の古いチャートは削除しました。
【新規】なぜ今人工知能なのか p.147
【新規】人工知能と機械学習 p.148
【新規】人工知能と機械学習/全体の位置付け p.149
【新規】技術的失業と労働人口の移動 p.180
【更新】ウォーターフォール開発とアジャイル開発 p.220
【更新】DevOpsの目的 p.223
【新規】不確実性のコーン p.227
【新規】システム開発の理想と現実 p.228
【新規】ARとVRの違い p.248
【ビジネス戦略編】(92ページ)
記載内容が古いチャートを削除し、解説文付きのチャートを増やしました。
【新規】UberとTaxi p.4
【更新】ハブ型社会からメッシュ型社会へ p.5
【更新】これからのITビジネスの方程式 p.57
【補足】解説文を追加したチャートを増やしました。
新入社員研修教材「最新のITトレンド」 (119ページ)
【更新】原本の改訂に合わせ、内容を刷新いたしました。
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