本日15時58分、初孫が生まれました。体重3225g、身長48.5cmの女の子。母子共に健康です。安心しました。
いつ生まれるかと、やきもきしていたのですが、満月の今日、無事出産です。助産婦さんに伺うと、「満月と台風の日には、よく生まれるんですよ」とのこと。なるほど、人間もまた自然の一部なんですね。
末の娘は、21歳。旦那は、22歳の若夫婦。喜びと生活の現実。これから大いに苦労し、悩むこともあるでしょう。しかし、あなたたちの子供は、それ以上に大きな喜びや感動を与えてくれますよ。
名前は、栞菜(かんな)だそうです。10月の神無月に生まれる予定で、この名前を考えたそうです。残念ながら、少しずれ込んでしまいましたが、本人たちは、大いに気に入っているようで、そのままこの名前にするそうです。
出産の連絡を受けて、直ぐに病院に駆けつけました。初対面の彼女は、娘の傍らで、真っ赤な顔をして、泣いたり休んだりの繰り返し。赤ん坊とはよく言ったものです。
新しい世界へ出てきた不安なのでしょうか、それとも、大仕事を終えて空腹なのでしょうか。しかし、よくもこんな小さな身体で、あんなにも大きな声が出せるものです。
初めてのオッパイ。看護婦さんに介添えを受けながら、娘の乳房に吸い付こうとしています。しかし、どうもうまくゆかない。そんなことを何度か繰り返すうちに、要領をつかんだようです。自分の手で乳房を押さえながら、オッパイに吸い付いて、ぐいぐいと飲んでいます。すごいですよね。よほどお腹がすいていたのでしょうか。なかなか離そうとはしません。これには、感動しました。
暫くして、お腹がいっぱいになったのでしょう。さっきまで、あんなに泣いていたのに、まったく泣き声も出さず、すやすやと寝てしまいました。現金なものです。
ひとを泣き声で意のままにこき使い、それでいて、「よかった、よかった」と喜ばせるすべを彼女は、生まれながらに心得ている。たいしたものです。
初孫を見て、感動するかなぁと期待していました。しかし、それほどでもなかったというのが、正直な気持ちです。ただ、じんわりと、よかった、よかった、という気持ち。そして、壊れてしまいそうな、この小さな身体で大丈夫なのだろうかという不安。なんとも、複雑な思いでした。
実は、長女26歳も来年の3月に出産の予定です。こちらも女の子だそうです。我が家は、三姉妹ですから、オンナ続きです。だからなんだというつもりはありませんが、なんだか、申し訳ないような気持ちになります。
まあ、みんな健康であれば、それでいい。そして、彼女たちが、幸せな人生を送れる世の中にするためには、まだまだ、やることはありそうです。がんばらねば・・・