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先日の月曜日、「不況に打ち勝つ ソリューション営業力強化セミナー」を開催しました。
午後の部、夜の部の2回の開催に、50名ほどのご出席をいただきました。ご参加いただいた皆さん、本当にありがとうございました。
頂戴いたしましたアンケートにも、「ソリューションという言葉の意味が、整理できました。」、「営業の仕事を見える化することの大切さが、よくわかりました」、「お客様に接するSEやコンサルにも話を聞かせたい」などのコメントを頂くことができ、ささやかながら、目的を達成できたかと安堵しています。
私は、このセミナーの中でもっとも伝えたかったことは、「営業である自分を最強の武器にすること」です。そのために、自分が行っている営業という仕事を丸裸にし、客観的に整理整頓してみる。つまり、仕事を見える化することの大切さです。
自分の仕事が客観的に見えるようになれば、どこを改善し、強化すべきかを冷静に判断できます。また、自分の仕事の進捗や今後の対策を具体的に見ることができるのです。
つまり、科学的な目で自分の仕事を冷静に評価し、合理的な改善策を投入できるようになるのです。
気合や根性だけで、仕事ができるのは、20代も半ばまで。大人であれば、あるいは、プロであれば、常に自分と冷静に向き合い、また、相手を知って、勝てる戦いをすること。それが、プロフェッショナルな人間のすべきことだと思っています。
ものが売れません。しかし、先日も書きましたが、不況だからではないのです。すこし、厳しい言い方をしますが、お客様の需要以上にソリューション・ベンダーが存在している。それが、この不況により、はっきりしただけのことです。
潜在的な需要がなくなったわけではなく、お客様によるソリューション・ベンダーの選別が始まったのです。
これからの世の中、製品力だけでこの戦いに勝ち残ることはできないでしょう。技術力とて、人材の流動化が進むこの世の中にあって、一時的な優位に過ぎません。もっとも大切なことは、個々のお客様の課題をしっかりとくみ上げ、その期待に応え、そして、その期待を超えることなのです。その役割の指揮者であり、プロデューサーが営業なのです。
セミナーでも説明させていただきました。「ソリューション営業力とは、お客様の価値を最大化できる手段を提供できる力である」と。セミナーでは、その方法の一端を紹介させていただきました。
「あなたなら大丈夫。あなたに任せますよ。」といわれる営業。その信頼を武器に、過剰となっているソリューション・ベンダーとの戦いに生き残ることを、考えるべきではないでしょうか。
■ ソリューション営業プロフェッショナル養成講座 -----
すでにたびたびご紹介していますが、5月、6月の日程が決まりました。
5月11日(月)-12日(火)
6月11日(木)-12日(金)
ともに都内での開催です。セミナーでご紹介したソリューション営業の考え方をどう実践すればいいのか、その具体的な取り組み方について、徹底解説します。
会場の定員にも限りがあります。どうぞお早目のお申し込みをお願いいたします。
■ ソリューション営業塾 -----