昨晩、雑誌「ランナーズ」の取材で、座談会に出席した。タイトルは、「メタボ解消には、ランニング」。私も含め元メタボの4人のランナーが同席した。それぞれにつらくて重い過去を持つ人達。走歴3ヶ月から最長の1年8ヶ月の駆け出しランナーが、何故走り始めたのか、そして何故走り続けているのかを語り合った。詳細は、12月発売の雑誌をごらん頂きたい。
ある44歳の男性は、タバコをやめて数ヶ月で17キロ太り、中性脂肪、コレステロール、血糖値ともに異常な値となり、入院した方がいいと進められたそうだ。その日に思い立って走り出したという。それまで全く走った経験がなかったそうである。走り始めて一年、今では検査の値にまったく異常は見られず、次のレース(本日開催のつくばマラソン)では、フルマラソン 3時間30分を目指しているという。
ほかの誰もが、血液検査で異常を抱え「要精密検査」だったそうだが、走歴3ヶ月の人でさえ、最近の検査で異常はまったくなかったという。
私も一年で12kgの減量と体脂肪率15%減を経験している。普通こんな事を話すと、「すごい」ということになるのだが、ここに同席した人たちの反応は、きわめて平静で、「そんなもんですよ」といった感じ。改めて、ランニングの効用を実感した。
ランニングを続けることに何の苦痛もないという。むしろやめて再びリバウンドするのが怖い、だから走り続けている。もちろんそれだけではない。走り始めると欲が出る。少しでも速く、少しでも長距離を・・・自分なりの目標をその都度定めレースへ臨む。そんなチャレンジを誰もが楽しんでいる。だから続くんですという言葉に誰もが納得した。
さて、今日もそろそろ走ってきましょうか・・・