初めての「ソリューション営業プロフェッショナル養成講座」が、無事終了致しました。ご出席頂いた皆さん。二日間、おつきあい頂いて本当にありがとうございました。
つたない経験ながら、私なりに積み上げてきたノウハウを集大成したつもりです。ただ、実際に講義を始めて見ると、こうすればよかった、こんな資料があるともっとわかりやすいのでは・・・と反省しきり。次の講義では、さらに内容をバージョンアップ。よぉ~し、もっと洗練した内容にしよう!とほのかな闘志を燃やしています。
コメントやご評価、ありがとうございました。概ね「目的を達成できた」とのご評価。安心しました。自分で実践してきたこととはいえ、所詮は私個人のノウハウです。どこまで受け入れて頂けるかと心配していたのですが、「すぐに実践に活かしたい」「やる気になってきた!」「営業という仕事の奥の深さを理解できた」などなど、勇気づけられるコメント。お役に立てたことを喜んでいます。
今回は、テキストだけではなく、いろいろな帳票類やチェックシート、著書「ソリューション営業プロフェッショナル・バイブル」をお渡しするという大盤振る舞い(笑)総ページ数は、300ページにも。 というのも、ここで学んで頂いたことを日々の現場に定着させて頂きたいと思ったからです。
「研修で学んでもなかなか定着しない。」そんな悩みを抱える人材開発のご担当者も多いようです。「いい勉強させていただきました」で終わり、次の日からはいつも通りでは、なんとももったいない。
「こんなにノウハウを出してもいいのでしょうか?」というコメントも頂きましたが、いいんです!ノウハウなんて使って頂けなければ、何の役にも立ちません。皆さんなりのノウハウでさらに使い勝手のいいものにブラッシュアップして下さい。講義の内容を忘れたら、バイブルを読んで下さい。そして、是非自分のものにして下さい。
こんなコメントもありました。
「この変革の時代に経営陣は、“考えて行動しろ”と言っているが、中身がなく成果主義でしか評価しない。今までの勘と経験で物事を図ることがあり、ぜひそのような立場への研修をお願いしたい。変化しないのは言っている本人のような気がします。」
多分、今回研修を受けた方の中にも、同様の思いをお持ちの方が多数いらっしゃるのではないでしょうか。
精神論、ガンバリズムだけの時代はもう終わりました。そんなことでは、若い人はついてきてくれません。 「おまえを信頼しているから任せているんだ!」も、「どうすればいいのか自分には分からない」という劣等感の裏返しにすぎません。とても無責任な発言だと思います。 「俺の若い頃はなぁ」という自慢話もうっとうしい。あなたの若い頃とは時代が違うんです。
マネージメントが部下を励まし、勇気づけることは大切です。愚痴や悩みも聞いてあげましょう。でも、同時に仕事の方法を筋道だててアドバイスする。それがこれからの経営者でありマネージメントだとおもいます。そういう時代なんです。
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たちっぱなしのしゃべりっぱなしの二日間は、さすがに疲れました。フルマラソンを完走するより疲れました(笑)いや、熱心な皆さんに生気を吸い取られたのかも・・・