開催概要
開催趣意
日程
全3回の講義と演習/受講者と講師のコミュニケーション
2月26日(月)第1回 最新のITトレンドとこれからのビジネス戦略
4月27日(金)第2回 未来創造デザインによる新規事業の創出
5月29日(火)第3回 デジタル戦略を実践するための手法とノウハウ
13:30〜17:30 講義と演習
17:30〜19:00 コミュニケーション(軽飲食付き)
対象
自分たちの経営や事業の差別化と競争優位を実現するためにITを活用してゆきたいと考えている、ユーザー企業の方でITについて詳しくない、
- 経営者や経営幹部、経営企画部門の方
- 事業部門長や幹部、事業企画部門の方
- 事業会社のCIOまたは情報システム部門長
実施概要
定員 | 50名 |
費用 | 98,000円(+消費税) |
主催 | ネットコマース株式会社 |
協賛 | 日商エレクトロニクス株式会社 |
お問い合わせ | こちらのフォームよりお問い合わせ下さい。 |
講座概要
2月26日(月) 第1回 最新のITトレンドとこれからのビジネス戦略
AIやIoT、クラウドなどの最新のトレンドが経営やビジネスにどのような価値をもたらすのかを分かりやすく体系的に整理します。また、そんなテクノロジーを活かした実践事例を紹介し、自分たちの経営や事業にどのように活かしてゆけばいいかを考えます。
- ITとビジネスにまつわる昨今の出来事とその背景にあるもの
- ITの戦略的活用についての実践事例
- IoT/サイバーフィジカル・システムという新しいビジネス基盤
- デジタル・トランスフォーメーションの本当の意味とデジタル・ディスラプション
- おさえておきたい最新のITトレンドとビジネス戦略
- クラウド・コンピューティングがもたらす常識の破壊
- IoTとAIはビジネスに何をもたらすのか
- 加速するビジネス・スピードに対応するための開発と運用
- ITを事業経営に活かすための基礎知識
- ITの4つの役割とそれぞれの係わり方
- セキュリティとガバナンス
- いまもとめられるIT人材
- ITで成功するための3つの原則
- ITプロジェクトを成功させるための3つのステップ
- 教材は講義終了後の人材育成、勉強会、企画書作成等にそのまま使って頂けるように、ロイヤリティ・フリーにてオリジナル・ファイル(パワーポイント形式)をダウンロード提供します。
事前課題
- 自分のITへの理解や自社のITへの取り組みについて、客観的に整理する事前課題。提出は求めない。
4月27日(金) 第2回 未来創造デザインによる新規事業の創出
既存の経験値や規範にとらわれた持続的なビジネスだけでは十分ではない、と理解はしているものの、既存事業の枠から抜けられないと思っていませんか?物事の本質を見極め、人間中心で問題を解決するデザイン思考「未来創造デザイン」を体験的に学び、経営や事業に取り入れます。
- デザインx経営
- TRENDS: いま世界規模で起きていること
- PERSPECTIVES: 経営 × デザインを経営に取り入れる
- 経営者・技術者に求められること
- 未来創造デザインワークショップ
- ペルソナの視点で問題の本質を捉える
- 未来を実現するためのアイデア創出
- 未来を創るロードマップ
- ストーリーテリング
- 自社でのプロジェクト化
- 模造紙 各チームに3−4枚
- ポストイット 7cm X 7cm 各自1束程度
- マッキー 各自1本(色はこだわらない)
- 模造紙を貼るためのセロテープや磁石
- プロトタイプ用:色画用紙、モール、粘土、ハサミなど
- 事前に4−5人のグループ分け
事前課題
- 2000年から2030年までの技術・社会・経済等のトレンドを調査し、ppt1枚程度にまとめる。
- 事前に事務局に提出(1週間前に講師に送付)。当日印刷して持ってくる。
5月29日(火) 第3回 デジタル戦略を実践するための手法とノウハウ
もはやすべての製品がサービス化される時代。ITサービスを組み込んだ経営や事業の運営は、これまでと何が変わるのか、その本質を正しく理解し、実践するための手法とノウハウを学びます。
講師:戸田孝一郎(株式会社戦略スタッフサービス・代表取締役)
- デジタル・トランスフォーメーションの概要
- ビジネスの概要(モノのサービス化)
- 構成要素と知識体系
- (VeriSM&TMS)、ビジネス部門(VeriSM)、IT部門(DevOps)
- ビジネススピードを高める手法(テイラー主義からの脱却)
- アジャイル、DevOps
- 真の働き方改革(新しい時間の使い方と働き方)
- アジャイル(スクラム)
- 事例を基に基本的な考え方や有益な手法を紹介します。
- ここで言う「アジャイル」や「DevOps」は情報システムの開発や運用に限定した用語ではありません。昨今注目されている経営や事業に適用される言葉として使用しています。
講師の紹介
斎藤昌義
さいとう まさのり
ネットコマース株式会社
代表取締役
1995年、当社を設立。外資系企業の日本で事業開発、産学連携事業やベンチャーの企業をプロデュース、ITベンダーの事業戦略の策定、営業組織の改革支援、人材育成やビジネス・コーチングの他、ユーザー企業の情報システムの企画・戦略の策定などに従事。
ITの最新トレンドやビジネス戦略について学ぶ「ITソリューション塾」を2009年より主宰し東京/大阪/福岡で開催。
主な著作:「システムインテグレーション崩壊(技術評論社・2014)」、「【図解】コレ1枚でわかる最新ITトレンド(技術評論社・2015)」、「システムインテグレーション再生の戦略(技術評論社・2016)」、「未来を味方にする技術(技術評論社・2017)」、「【図解】コレ1枚でわかる最新ITトレンド[増強改訂版](技術評論社・2017)」、その他、雑誌寄稿や取材記事、講義・講演など
戸田 孝一郎
とだ こういちろう
株式会社戦略スタッフサービス・代表取締役
社団法人TMS&TPS検定協会 理事
Executive Designer for DevOps Certification (EXIN)
1998 年 アマダ (アマダ・アメリカ副社長 CIO 兼アマダソフト・アメリカ代表取締役)
2003 年 ペンタックス (北米センター長 兼 ペンタックス・オブ・アメリカ社長)
2007 年 戦略スタッフ・サービスを設立し、現職。
ソフトウエア生産技術(ソフトウエア・エンジニアリング)を指導し、TMS&TPS に学んだ高品質、JIT でのアジャイル開発を提唱し指導、育成を行う。
2015 年 TMS&TPS 検定協会会員、理事。
2016 年 EXIN(オランダ)社の DevOps Master 検定試験の企画&開発を主導し、同年 8 月よりグローバルにリリース。
2017 年企業におけるビジネススピードの向上、デジタル・トランスフォーメーションを促進するDevOps2.0 を提唱し、グローバルに啓蒙中
澤谷由里子
さわたに ゆりこ
東京工科大学・教授
経済産業省産業構造審議会商務流通情報分科会「情報経済小委員会」委員「サービス産業の高付加価値化に関する研究会」座長代理「攻めのIT投資評価指標策定委員会」委員等。早稲田大学ナノ・ライフ創新研究機構客員上級研究員、INFORMS Service Scienceおよび情報処理学会の編集委員を兼務。
主な著作:Global Perspectives on Service Science: Japan(共編著、Springer)、Serviceology for Designing the Future(共編著、Springer)
【専門分野】
R&Dマネジメント、技術経営、サービスデザイン、サービスサイエンス
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