「どうして、こんなに沢山の書類を提出しなくてはならなくなったのですか?」 「すいません、コンプライアンスを強化せよとの方針が出され、手続きが増えてしまったもので、申し訳ありません。」 数万円の仕事の依頼であったが、見積書 …
IT人材の不足が深刻である。今年の「IT人材白書」も指摘しているが、セキュリティやAIなどの先進的な技術に対応できる人材が圧倒的に不足している。この傾向は今後も拡大こそすれ、収束に向かう見込みはないとも記されている。 し …
稼働率が上がっても、利益率が上がらない。 SI事業の難しさは、この言葉に集約されるのかも知れません。加えて、少子高齢化による労働力の減少は、事業規模の拡大を難しくし、売上の拡大が難しくなることは、もはや時間の問題と言える …
ある日、ピカソが歩いていると、1人の女性が彼を呼び止めた。彼女はピカソの大ファンだといい、用意した紙に「絵を書いてくれないか?」と尋ねる。 ピカソは小さくも美しい絵を描き始めた。そして「この絵の値段は100万ドルです」と …
「言葉」が先走りするのは世の常で、ITについては、その傾向が顕著なようだ。「新しいことに取り組んでいます!凄いでしょ。」だからうちに仕事ください、我が社にお任せ下さいと、新しい「言葉」を使う。その実、その「言葉」の本質を …
少子高齢化で工数積算ビジネスの将来が見通せないからではない。「多重下請け」という中間搾取の仕組みが働く人たちの尊厳を歪めているからではない。実態が派遣であるにもかかわらず、契約形態を請負契約や準委任契約とし、派遣ではない …
DX事業を拡大しなければならない。 共創で顧客価値を創出しよう。 お客様のクラウド需要を取り込もう。 では、何をすればいいのだろう。 “時代を先取りした風”の言葉が、経営者の口からは飛び出すが、具体的に何をすることがDX …
「経営者が新規事業を失敗させてしまう7つの罠」というタイトルで、ソニックガーデン・社長の倉貫義人氏が、次のケースをあげている。 1.沢山の関係者を入れる 新規事業には人が少ないくらいがいい 2.進捗の管理をしっかりする …
「ITベンダーやシステム・インテグレーターからユーザー企業への転職需要はかつてないほど増えています。」 人材紹介を手がける方からそんな話を聞いた。しかし、売り手市場だからといって、全てがうまくいくわけではないという。 「 …
「新人たちには、OJTで新規顧客開拓をやらせます。」 こんな話を伺い、ため息がもれてしまった。 業務の実践を通じて、体験的に育成することを目的としたOJT(On the Job Training)。まもなく入社する新入社 …