今回のコロナ禍によってデジタル化の重要性が、実感を持って認知されるようになった。デジタル・トランスフォーメーション(DX)は、そんな文脈の中で、さらに注目されるようになった。しかし、「デジタル化=DX」という、極めて曖昧 …
ガートナーは、情報システムを、その特性応じて「モード1」と「モード2」に分類しています。 モード1:変化が少なく、確実性、安定性を重視する領域のシステム モード2:開発・改善のスピードや「使いやすさ」などを重視するシステ …
先週のブログで、「デジタル・トランスフォーメーション(DX)」については、「社会や経済の視点/社会現象」と「経営や事業の視点/企業文化や体質の変革」の2つの解釈があること、そして、後者については、前者のDXと区別するため …
DXについては様々な定義や解釈がなされていますが、概ね「社会や経済の視点/社会現象」と「経営や事業の視点/企業文化や体質の変革」の2つに区分できるでしょう。 「社会や経済の視点/社会現象」としてのDXとは、2004年、ス …
ITの仕事は「誰かの仕事」なのか、それとも、「みんなの仕事」なのか? この問いかけへの正解は、時代とともに変わってきました。かつては、「誰かの仕事」つまり、「IT部門の仕事」だと、だれもが考えていました。しかし、もはやこ …
「デジタル・ボルテックス」は市場に起きる破壊現象であり、「デジタル化できるものはすべてデジタル化される」という一点に向かって、企業を否応なしに引き寄せる性質を持っている。 『DX実行戦略・マイケル・ウェイド著(日本経済新 …
2003年、米国で狂牛病が発生し、日本は2005年末まで米国産牛肉の輸入を禁止した。米国産の牛肉に頼っていた「吉野屋」は、唯一の商品であった牛丼を販売できなくなり、苦肉の策で、牛丼に代わる豚丼や鳥丼などの新しいメニューを …
パンデミックは、私たちが、これまで当たり前と思っていた常識を一気に崩してしまった。やがて、この事態も収束するであろうが、それはスイッチのオンとオフの切り替えのようにはいかず、時間がかかるだろう。その先のアフター・コロナは …
私は、東日本大震災の直後、毎週のように南三陸や石巻などの沿岸地域を訪れていた。壊滅的な光景を目の当たりにして、復興なんて無理じゃないかと、半ば諦めにも近い気持ちを抱いていたことを覚えている。 2011年7月9日・宮城県南 …
「うちの社風というか、変えようとしない上層部の人たちが多く、その人たちを説得するにはどうすればいいのでしょうか?」 「これまでのやり方を変えようとしない人たちがたくさんいます。彼らを変えるには、どのようにすればいいのでし …