私は、年間100回を越えるITトレンドやビジネス戦略に関わる講義や講演をこなしているが、ここ数年、事業会社からの依頼が増えている。以前であれば、IT企業からのご依頼が多かったのだが、コロナ禍以降は、この傾向が特に顕著だ。 …
「お客様が内製化に熱心であることは承知しています。しかし、案件規模は小さく、どうしても優先順位が下がってしまいます。外部から工数を調達し、これをとりまとめることが、私たちの仕事ですから、規模が大きくできない案件では、雇用 …
相も変わらずDXが喧しい。そして、その多くが、本質からずれている。その原因は、とてもシンプルで、「芋虫の目で、蝶の世界を語ろうとする」人たちが多いからだろう。 先週のブログで次のようにその意味を表現した。 【参考】楽をし …
「やってみなはれ」。これは、サントリーの創業者である鳥井信治郎の口癖でした。やってみよう。やってみなければわからない。「新しい価値創造」を目指すサントリーを表すこの言葉は、サントリー食品インターナショナルにも脈々と受け継 …
情報システムには、いま2つの大きな潮流が押し寄せている。それが、「内製化」と「脱自前主義」だ。 「内製化」と「脱自前主義」の潮流が加速する 「内製化」とは、事業の競争力強化や差別化を目的に、事業部門が主導して、情報システ …
DXとは、事業収益を拡大するためのIT活用であり、SoE(System of Engagement)へのシフトであるという言説を聞きますが、それでは、十分に説明ではないように思います。 確かに、多くの企業にとって、ITは …
いま、お客様の内製化が拡大しているのは、時代遅れのSI事業者への憤りであり、自分たちで何とかしなければ、大変なことになるとの危機感があるからだ。 とのようなビジネスでも、それを立ち上げた当初は、「お客様が是非とも手に入れ …
「業績の改善や向上」のためには「圧倒的なビジネス・スピード」が必要 「DXとは何か」についての解釈は様々ですが、「DXの目的」が、「業績の改善や向上」であることに疑問を持つ人はないでしょう。では、どうすればできるかです。 …
従来のSIにとどまらないX Integrationへ、NSSOLが顧客のDX成功を支える新組織発足 日立がIT領域に1兆円投資、「巨人とは違った」成長戦略の中身 日本ユニシスがSI人員の3割を「脱・人月」、確立急ぐ10年 …
IT企業とデジタル企業の違い IT企業とデジタル企業について、私は次のように区分している。 IT企業とは、ITリソースを提供する企業 デジタル企業とは、ITを前提に事業の成果に貢献する企業 それぞれについて特徴を整理する …