私たちはいま、正解のない時代に生きている。しかし、正解がなければ、私たちは何を頼りに判断し、行動を起こせばいいのだろう。 昨今、巷では、DXが声高に叫ばれている。IT企業は、これを千載一遇のチャンスと捉え、「お客様のDX …
VUCAの時代に求められるモダンIT VUCA、すなわち「社会環境が複雑性を増し、将来の予測が困難な状況」にあっては、何が正解かは分かりません。ならば、アイデアが湧いたら、やってみるしか方法はありません。そして、その行動 …
お客様へ提案するにせよ、新たな事業を始めるにしても、「課題から考える」は、鉄則だ。では、「課題」とは何か。 「調査して、課題を見つけます。」 このような話しを聞くことは多いが、調査して見つかるのは、「問題」だ。問題とは、 …
先週のブログで、「作る技術」から「作らない技術」への転換が、進みつつあることを述べた。SI事業者/ソリューション・ベンダーは、この変化に対処する戦略を組み立てる必要がある。 このチャートにもあるように、「作る技術」の時代 …
「社会環境が複雑性を増し将来の予測が困難な状況」 私たちはいま、このようなビジネス環境に置かれています。 計画通り物事が進まない、あるいは、計画の根拠となる変化を見通すことができない。そんなVUCAの時代にあっては、変化 …
「それなら、こういうやり方がいいと思いますよ。」 お客様との、初回の打ち合わせで、しかも、おおよその話を聞いて、課題と解決策を示すことができれば、それは優秀な営業である。いや、さらに優秀であれば、お客様に会う必要もない。 …
「デジタル化のかたちは 「深いレイヤー構造を使ったネットワーク」だ。」 「DXの思考法/西山 圭太 著・ 2021/4/13(82ページ)」に述べられたこの一節は、デジタルの本質を見事に解き明かしてくれる名言であろう。 …
世に言う「DX」には、2種類あるのかもしれない。「見せかけのDX」と「本物のDX」だ。どちらも上から見れば同じことをやっているように見える。しかし、その実態は、かなり異質なものだ。 世の中の常として、手段は時間とともに目 …
『日本軍のエリート学習は、現場体験による積み上げ以外になかったし、指揮官、参謀、兵ともに既存の戦略の枠組みの中では発揮するが、その前提が崩れるとコンティンジェンシープラン(うまくいかなかったときの代替となる計画)がないば …
公理(axiom)は、その他の命題を導きだすための前提として導入される最も基本的な仮定のことである。 *中略* 公理とは他の結果を導きだすための議論の前提となるべき論理的に定式化された(形式的な)言明であるにすぎず、真実 …