「“DXとは?”と聞かれたときの、最小限の言葉での回答が知りたい。」 ある講義で、こんな質問を頂きました。これは、講師冥利に尽きる質問です。それは、講師として、どこまで言葉を突き詰めているかを問われるからです。 世間にあ …
「社員のデジタル・リテラシーを向上させたい。」 そんな趣旨で、事業企業の方から研修のご相談を頂く機会が増えている。そこで、どんな研修を期待されているのかを伺うと、「AIやクラウドとは何か」を教えて欲しいという。あるいは、 …
ITベンダーのホームページを見ると、「お客様のDXの実践を支援します」や「お客様のDXパートナーになる」との看板を見かける。ならば、自分たちは、DXにどのように取り組んでいるのだろうか。 ITベンダーには、2つの役割があ …
若者たちよ、蜂起せよ! 先週は、こんなタイトルのブログを投稿した。 若者たちよ、蜂起せよ! おじさんたちは、彼らが築いた過去の遺産で、現役を去るまでは、何とか食いつなぐことができるだろう。しかし、いまの20〜30歳代の人 …
「業績好調で変革に及び腰」 ITベンダーの現状は、こんな言葉がふさわしいように見える。 ITベンダーの業績好調は、大いにけっこうな話だが、一方で、それが長続きしそうにない状況が、いろいろと見えている。 例えば、ユーザー企 …
「受発注型モデル」から「共創型モデル」へ、さらには「デジタル企業型モデル」へと、事業のポートフォリオを変えてゆくことが、ITベンダーの描くべきシナリオである。 先日の記事で、DXレポート2.1をこのように読み解き、詳しく …
「今日の仕事は、楽しみですか」 先日、品川駅で掲載されたデジタル広告に批判が殺到した。「仕事は楽しみじゃなきゃいけないのか」、「つらくてもなんとか仕事を頑張っている人を傷つける言葉だ」などの反発が起こり、広告は直ちに中止 …
DXとは何かについては、このブログでも度々取り上げているし、様々な人たちが、解説を述べている。また、経済産業省の「DXレポート」やIPAの「DX白書」が、リリースされるなど、その本質についての考察も深まりつつあるようだ。 …
2021年8月31日、経済産業省は、DXレポート2.1(DXレポート2追補版)を公開した。このレポートの前提となる2020年12月28日公開の「DXレポート2」では、「レガシー企業文化からの脱却」や「ユーザー企業とベンダ …
「アジャイル開発に取り組んではみたのですが、うまくいかないので、元のやり方に戻そうと思っています。」 あるSI事業者での講演の後、こんな話しを伺った。同様の話しは、他でもよく耳にする。 私は、エンジニアでもなければ、アジ …