SI事業者の21年度決算(22年3月期)の数字を拾ってみました。新型コロナの渦中にあって、総じて業績好調のようです。 このチャートを使って、各社の業績を解説するつもりはありません。あくまで業界の動向を把握するために、自分 …
「提案力を身につけさせたい」 こんな話しをSI事業者の経営者から伺うことがあります。 お客様の求めるものが工数や製品からサービスへと変わり、意志決定者も情報システム部門から事業部門へとシフトしています。 情報システム部門 …
「社会環境が複雑性を増し将来の予測が困難な状況」 いま、私たちがおかれているこのような状況を「VUCA(ブーカ)」と呼びます。Volatility(変動性)、Uncertainty(不確実性)、Complexity(複雑 …
DXの難しさの理由は、既存事業が存在することです。実績を重ねた既存事業を変えることへの様々な抵抗が、DX実践の足かせになっています。 しかし、デジタルを前提に圧倒的なスピードを武器に、業界の枠を越えて、新たな競争原理を持 …
DXとは、何をすることなのか いまだ、そんな議論をしている企業も多いのではないでしょうか。たぶん、その背景にあるのは、既存の事業や組織のしがらみであろうと思います。 DXの本質は、「変化に俊敏に対応できる企業に変わること …
営業は終わった。いつまでこんな仕事にしがみついているのか。 営業という言葉にまとわりつく匂いは前時代的で腐臭さえ漂っている。強引なアポ取りと売り込み、天高く積まれる予算の重圧、駆け引きと価格交渉そして結果としての値引き、 …
「悪貨は良貨を駆逐する」 「グレシャムの法則」として有名なこの言葉は、16世紀のイギリス国王財政顧問トーマス・グレシャムが、1560年にエリザベス1世に対し「イギリスの良貨が外国に流出する原因は貨幣改悪のためである」と進 …
DXについては様々な定義や解釈がなされていますが、概ね「社会や経済の視点/社会現象」と「経営や事業の視点/企業文化や体質の変革」の2つに区分できるでしょう。 「社会や経済の視点/社会現象」としてのDXとは、2004年、ス …
コロナ禍によってデジタル化の重要性が、実感を持って認知されるようになりました。デジタル・トランスフォーメーション(DX)は、そんな文脈の中で、さらに注目されています。しかし、「デジタル化=DX」という、極めて曖昧かつ稚拙 …
私が、教育学を学んでいた大学時代、著名な児童教育の研究家である金沢嘉市(かなざわ かいち、1908年10月2日 – 1986年10月10日)氏の講演を伺った。 何を話されたのかは記憶にないが、私が次のような質 …