斎藤昌義
ネットコマース株式会社 代表取締役: 日本IBMで13年間にわたり営業を経験。電気、電子の大手製造業を担当。現在は独立し、ベンチャー企業や大手企業の新規事業の立ち上げ支援、SIer/ITベンダーの営業力強化支援、ソリューション営業力研修、営業コーチングなどのコンサルティングを手がける。
ネットコマース株式会社 代表取締役: 日本IBMで13年間にわたり営業を経験。電気、電子の大手製造業を担当。現在は独立し、ベンチャー企業や大手企業の新規事業の立ち上げ支援、SIer/ITベンダーの営業力強化支援、ソリューション営業力研修、営業コーチングなどのコンサルティングを手がける。
昨今、「オファリング・ビジネス」 という言葉が、SI事業者界隈で、聞かれるようになりました。これは、お客様個別の要望に応える「受託開発」ではなく、自社のサービスをお客様に提案(オファリング)することでビジネスを生みだすこ …
デジタルには「手段」と「前提」という2つの顔がある 手段とは、目的を達成するために使う道具のことです。生産性や利便性の向上、コストの削減や時間の短縮、これまではできなかったビジネス・モデルを作ること、変化に俊敏に対処でき …
「ビジネスの当たり前を、デジタル前提に作り変える」 DXを実践するのは、容易なことではありません。既に成果をあげ、定着している仕事のやり方やお客様との関係、働き方や雇用制度を、デジタル前提の社会に最適化すべく、作り変えよ …
DXを都合良く解釈する残念 「全社一丸となって、DXに取り組んでほしい!」 こんなトップダウンの号令がかかったとしましょう。この言葉を聞いて、「デジタル技術を使って、新規事業を立ち上げること」と思うかも知れません。「デジ …
AIの進化によって、人間の仕事が奪われることへの懸念が高まっています。しかし、これは仕方のないことで、テクノロジーの進化は、これまでも、人間の仕事を奪い続けてきました。むしろ、どんな仕事をAIに任せられるかというポジティ …
2023年は、生成AIで大騒ぎの1年でした。2022年11月のOpenAIが開発したChatGPTのリリースが、その震源地です。 ChatGPTが、これほどまでに、使われ、大騒ぎになったのは、チャットという誰もが使えるシ …
「では、これでいきましょう。」 中期事業計画で、「DXで新たな事業/案件を作り、3年間で売上目標の3割を達成する」との方針が示されました。各事業部門は、これに従って、自分たちのDX戦略を立案することになり、議論の末、それ …
そろそろ来年度の予算や事業計画、あるいは、中期経営計画の策定に頭を悩ます時期ではないでしょうか。先日、あるSI事業者の方に伺ったところ、相変わらずの計画の立て方で、本当にそんなやり方で大丈夫ですか?と、つい本音を漏らして …
売上増や利益を増やす、顧客の満足度を高める、経費を削減する。 本来は、このような事業目的を達成するためにITシステムを作るわけです。しかし、事業目的はお客様に預け、ITシステムを作ることが自己目的化してしまい、「ITシス …
ビジネス環境の変化やテクノロジーの進化に対応して、自らを変化させていくことは、企業が存続し事業を継続するための必須の要件です。ただ、「変化させる」には、変革と改善の2つがあることを理解しておく必要があります。これらは目指 …