八ヶ岳を走るマラソン・レースで左膝を痛め、しばらく休養を決め込んでいたが、2週間ぶりに練習を再開した。
6月1日(日)、快晴、最高気温は、23度とのこと。暑くなりそうだ。
早朝、神奈川県の山北町へ。駅前の温泉施設「さくらの湯」に車を止めて、足柄峠を目指す。
高低差600m、片道13Kmのコース。初めは緩やかな上りが続く。徐々に勾配がきつくなり、途中9Kmの地蔵堂にて一休み。ここから最大斜度15%の傾斜のある4Kmを駆け上がる。これは相当にきつい。 休養していた間に体重は1.5Kg増加。心肺や筋力の衰えも心配だった。息を切らせながらもなんとか25分程で足柄峠の万葉公園に到着。ベスト更新とはならなかったが、意外と衰えていないことに安心。
ここは、富士山の絶景ポイントだが、あいにくモクモクとわき上がる積乱雲に富士山の雄志を拝むことはできなかった。残念!
万葉公園で一呼吸入れ、今登ってきた急な坂道を一気に駆け下りる。きつい勾配だけに相当にスピードがでる。たぶん最高斜度のところでは、キロ3分台は出ているだろう。
初めての時にはちょっと怖かったが、今は快感に変わった。実に気持ちがいい。給水ポイントまでのおよそ7kmを25分ほどで駆け下りた。山の風は心地よく、湿度も低く、木々の香りもさわやかだった。
この給水ポイントは、この地区の公民館。水道の水ながら、実に冷たく塩素臭のない美味しい水。頭からもたっぷり水をかけ、ひとときの清涼感を楽しむ。
ここからゴールまでは、6Km。緩やかな下りを無理をせずにひたすら走る。
さくらの湯にゴール。往復26Km。いい汗をかいた。久しぶりのハードな練習に、さすがに足も疲れている。早速、温泉につかって疲れを癒やす。
足柄峠の練習は、ひとつのベンチマーク。ここでの疲労や筋肉の痛みで自分の状態を知ることができる。今回は、休んでいたこともあり今ひとつ上りに乗りきれなかった。月も変わった。次のレースに向けて課題も明らかになった。少し走り込みを増やし、筋肉を鍛えなければならないようだ。