本日から名古屋で、「ソリューション営業プロフェッショナル養成講座」の講師です。
昨日は、名古屋の友人と手羽先と味噌カツを肴にビール。やはり、名古屋は、これですよね。
彼は、お医者様で、ランナー。ランナーといっても、100Kmレースや酷暑の中、山あり谷ありの過酷な256kmを走るスパルタスロンにも挑戦するウルトラ・マラソンのランナー。完走率3割のスパルタスロンでは、過去8回出場し、5勝3敗の勝ち越しという、成績の持ち主です。
そんな話し聞きながら、いっぱいやりました。
さすがお医者さんだなぁと感心したのは、自身の医学知識を総動員しながらレースを組み立てていること。状況や場所に応じて、身体がどう変化するのかを予測し、最適な補給方法や内容、休憩などを計画し、予め対策を行っているとのこと。
まあ、当たり前といえば当たり前なのですが、スパルタスロンのような身体の限界を極めるレースで、36時間の制限時間内に完走するには、体力や気力だけではだめだということ。聞くところによると、レース後の血尿は当たり前で、血液中の成分をみると、生きているはずが無いというデータなのだそうです。
そんなレースですから、身体能力を最大限に発揮するための医学知識は、当然必要ということになるのでしょう。
私も彼には及びませんが、フルマラソンを走ります。そこで思うのですが、練習や気力は当然としても、いかに理性で自分のレースをコントロールするか、それが勝敗を決めるということは、納得できます。
どんなに練習をつんで、万全と思っても、勢いあまってスタートで飛び出してしまったり、まだ大丈夫だからと勝手に思い込んで給水や食べ物の補給を怠ると、確実に後半に響いてきて、走れなくなってしまう。
長距離になればなるほど、レースのプロセスを理解し、その各プロセスで起こる身体の変化にどう対処するか。それを予め予測し、事前にて対策を施せば、成果が期待できます。マラソンとは、そんなレースです。
今日これから講師を務める「ソリューション営業プロフェッショナル養成講座」も、営業という仕事のプロセスを科学的に整理し、プロセスごとの対策を学んでいただこうというものです。
がむしゃらに働くことも必要ですが、それがすなわち成果に結びつくかといったら、そんなことはありません。経験と根性だけではなく、理性を働かせ、営業活動のプロセスを管理する。それが、営業の効率と効果に不可欠な要素なのです。
さぁ、名古屋のみなさん、その肝を理解してくださいね。
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