「事業を変革してゆかなければと考えています。しかし、既存の需要に対応しなければ、やってゆけませんし、そんな中で、新しいことに時間も人材にも余裕はありません。」
こんな悩みを抱えている企業があるのではないでしょうか。
ビジネスは需要と供給の関係です。需要に応えることがビジネスの鉄則です。当然、お客様の需要の中身が変わらなければ、供給も変わりません。鶏が先か、卵が先かを考えあぐねていても、変革など進みません。
お客様を変えることで、自分達も変わる
そんな考えを持ち行動するのも、ひとつのやり方ではないでしょうか。
ITの力で世の中の常識を変える
すこし大仰な表現かもしれませんが、私たちの仕事とは、そんな仕事なのだろうと思います。こんな自覚が、お客様のビジネスを変え、需要を変える原動力となるのでしょう。
【参考】自分たちが変わりたければ、お客様を「かえる」しかありません
歴史を振り返れば、変化のなかった時代などありませんでした。その変化を見極め、その波をうまく乗り継いできた人たちが生き残ってきました。
ITが世の中の常識を大きく変化変化させた歴史的事実は、次のようなことです。
- 1960年代:コンピューターの商用利用により大規模な計算業務やルーチンワークが大幅に効率化・自動化される。これにより単純な肉体労働は、機械に置き換わり、それを活用し管理するサービスへと人間の役割はシフトした。
- 1980年代:メインフレームやホスト・コンピューターと言われる大型コンピューターの時代からミニコン、オフコン、パソコンといった小型コンピューターへと移行し、利用者の裾野が拡大する。これによりITの適用領域は大きく拡がり、ITを基盤とした社会基盤や事業基盤が築かれてゆく。
- 1990年代:インターネットの登場により地域や企業を超えたビジネスや人のつながり、協調・連携ができるようになる。これにより、私たちの日常や社会は編み目のようにつながり、世界はフラットに、そしてオープンになり、新たな社会秩序やビジネスの常識を生みだした。
このようにITはそれぞれの時代の常識を変えてきました。2000年代に入ると、ITが常識を変える出来事が幾重にも折り重なり、爆発的な変化を生みだしています。例えば、
- ITの「使い方」が変わる:クラウドの登場によりコンピューターの購入やシステムの開発といった手段に大金を払うことなく、様々なビジネス価値をサービスとして直接を手に入れることができるようになった。
- ITの「所在」が変わる:スマートフォンや家電製品、自動車や住宅などにセンサーやコンピューターが組み込まれ、それらがインターネットとつながり、現実世界のあらゆる出来事がデジタル・データとして捉えられるようになろうとしている。また、インターネットの先には数百万台とも言われコンピューターが「クラウド」として存在し、私たちの日常やビジネスと深く関わっている。
- ITにより「人間の役割」が変わる:人工知能やロボットの進化は、「人間にしかできなかったこと」を機械に置き換え、「人間にはできなかったこと」を実現してくれる。人間は、これまでの役割を失い、新たな役割を果たしてゆかなければならない。
このような出来事が同時進行で起こり、しかも爆発的なスピードで変化しているのです。その理由は、クラウドやインターネットの普及による「失敗コストの激減」と「オープン化」です。
安いコストでコンピューターやネットワークを使えることで「失敗コスト」が激減し、失敗を恐れずに試行錯誤を繰り返すことができるようになりました。失敗の数が増えれば、成功の実数は増えてゆきます。また、「オープン」にデータやソフトウェアが共有される時代となり、他人の経験や知恵を利用してさらにそれを積み上げてゆくことで、イノベーション、すなわちこれまでに無かった新しい組合せが常識を大きく変えてしまう出来事が起こりやすくなりました。それが、いまの爆発的な変化を生みだし、常識を変える原動力となっています。
もちろん、そんなイノベーションを支えるテクノロジーは、いつの時代も、そこにニーズがあるから世の中に受け入れられ、定着してきました。これまでに無かったまったく新しいテクノロジーが登場しても、時代のニーズに受け入れられなければ、やがては忘れ去られてゆきます。ですから、いま話題のITの言葉やその周辺で起こっている出来事を理解しようと思うなら、それがどういうニーズと結びついているのかを考え、見極めるように努めることです。そうすれば、その意味や価値を理解できるはずです。さらに、自分たちの直面する現実の課題やニーズと結びつけ、さて、これを解決できる最適なテクノロジーはどれだろうかと研究してみることです。そんな視点を持つことが、ITの価値をお客様に訴求する力を育てます。
変化はこれからも続きます。これに向き合い続けるためには、立ち止まることなく、時代のニーズとITとの係わり方を模索し、試行錯誤を繰り返すことです。ITで仕事をするということは、そんな取り組みなのでしょう。
「自分達のビジネスを変革したい」
そのためにはお客様を変えることです。お客様の需要を変えてしまうことです。そんな視点で新規事業の開発を考えてみては如何でしょうか。
完全リニューアル!
これからの常識を手に入れるための
ITビジネス・プレゼンテーション・ライブラリー/LiBRA
- 最新のトレンドやビジネス戦略に関わるプレゼンテーション
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資料は継続的に追加・改訂しています。また、講演やイベントで使用した「テーマを絞ったコンパクトなプレゼンテーション」も掲載し、同様のテーマで考えたい、話しをしたいときには重宝です。
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